再建再生医療の
新たな地平を
切り拓く。
Pioneering a new frontier in reconstructive and
regenerative medicine.
再建再生医療の
新たな地平を
切り拓く。
Pioneering a new frontier in reconstructive and
regenerative medicine.
ミッション
私たちは、細胞外小胞(extracellular vesicle : EV)技術を中核とした先進的な研究開発を通じて、再建再生医療における新たな治療法の創出を目指しています。泌尿器領域を中心に、外傷、災害・戦傷医療など、失われた機能の回復を求めるすべての患者に向けて、低侵襲かつ革新的な医療ソリューションを提供し、誰もが自分らしく生き抜ける未来に貢献します。
研究開発
ART社は、細胞外小胞(EV)が有するパラクリンシグナリングを介した生理学的調節機構を応用し、尿道狭窄症に対する尿道再建再生医療の未来を革新することに取り組んでいます。間葉系幹細胞やiPSC由来前駆細胞などから得られるEVに関する最先端の研究を通じて、尿道上皮の恒常性を回復し、線維化を抑制、狭窄の再発を防ぐ――そうした低侵襲かつ次世代型の治療法を開発することで、尿道狭窄症治療の新たなスタンダードを築くことを目指しています。
Collaborative Research with Juntendo University
細胞外小胞を用いた尿道再生医療の臨床応用を目指す橋渡し研究の一環として、ART社は当社グループとして、2024年4月より順天堂大学と共同研究契約を締結しました。本研究では、EV技術の基礎から応用に至る幅広い領域を対象とし、順天堂大学との連携を通じて、EVの作用機序の解明と泌尿器再生医療における新たな治療オプションの創出を目指しています。
Key Research Focus Areas
尿道損傷や難治性尿道狭窄症に対し、尿道上皮の再生促進と線維化の抑制を目的とした経尿的EV療法の開発に取り組んでいます。本技術は従来の治療法と比べて低侵襲であり、尿道上皮の効率的な再生と狭窄の再発抑制を可能にし、患者が快適かつ自立した生活を取り戻すことが期待されます。
尿道再建術では、狭窄部を摘除した後、その欠損部を補うために口腔粘膜や陰茎皮膚などの代用組織が移植されます。この代用組織の生着促進と、再狭窄を防ぐための周囲組織の再生環境の整備が重要な課題です。そこでART社では、自家口腔粘膜採取後に生じる潰瘍や炎症に対し、上皮細胞の増殖促進と炎症制御作用を併せ持つEV製剤の開発を進めています。術後の早期治癒と苦痛の軽減を実現する新たな治療法を目指しています。
近年の国際情勢、とりわけウクライナ紛争では、多くの兵士が泌尿器を含む深刻な外傷を負い、その後の生活の質(QOL)の著しい低下が報告されています。一方で、泌尿器再建術を受けた兵士が「前向きに外出し、人と会う時間が増えた」と語るなど、再建医療が社会復帰や心理的回復に大きく貢献している実態も明らかになっています。こうしたアンメットメディカルニーズに応えるべく、ART社では、外傷・災害・戦傷といった過酷な医療現場における泌尿生殖器の機能温存と再建を目指し、細胞外小胞技術を基盤とした革新的治療法の研究開発を積極的に推進しています。
会社概要
商号
株式会社アドバンスト・リジェンテック
(英語表記 Advanced RegenTech Corp.)
設立
2025 年 1 月
代表者
代表取締役 渡邊 大祐
所在地
東京都港区麻布十番一丁目 7 番 11 号
TEL
03-6455-4278
事業内容
組織、細胞の加工、製造、培養、保管及び配送等の受託
資本金
1,000,000円
顧問
顧問/医師、医学博士
Mizushima Akio, M.D., Ph.D.
1984年
順天堂大学医学部 卒業
1990年
順天堂大学大学院医学研究科修了 博士(医学)
英国エジンバラ大学留学(日本麻酔科学会・笹川フェローシップ)
1996年
カナダ トロント小児病院留学(日本小児麻酔科学会・佐多フェローシップ)
2000年
順天堂大学医学部附属浦安病院麻酔科 助教授
2013年
順天堂大学大学院医学研究科緩和医療学 教授
順天堂大学医学部附属順天堂医院 緩和ケアセンター長
2025年
順天堂大学大学院医学研究科緩和医療学 特任教授・名誉教授(現任)
顧問/医師、医学博士
Horiguchi Akio, M.D., Ph.D.
1994年
慶應義塾大学医学部 卒業
2004年
慶應義塾大学大学院医学研究科 博士(医学)
米国コーネル大学 泌尿器科 留学
2018年
防衛医科大学校 泌尿器科学講座 准教授
2021年
防衛医科大学校外傷再建部 部長
2025年
防衛医科大学校病院 外傷・熱傷・事態対処医療センター再建部門 教授(現任)
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